2011/12/30

めぐりめぐって

ある演奏動画で
「楽譜があれば小学生でも弾けるんじゃない?」
というコメントを見た。

楽譜があっても弾けない人たちがいることを、この人は忘れてしまったのだろうか。
コメントをした人は自分が小学生の頃、ただ両の手で別の鍵盤が押さえられるだけで、すごいなとは思わなかったのだろうか。僕は小学6年生の頃「旅立ちの日に」という合唱曲にいたく感動して、自分でも弾きたいと思って家でも練習してたけど、体育館で行われる卒業式の全体練習で、まるで息をするように自然に伴奏する女の子を見て鳥肌が立ったものだ。

年を重ねていくうちに、評価軸はどんどん上にずれていく。
ある意味、それはいいことだ。ただ。

あの頃の気持ちをすっかり忘れて、他人の評価軸が自分の評価軸より低いことをドヤ顔で強調するなんて、恥ずかしいと思わないのだろうか。

さんざん赤ん坊の頃泣いていた癖に、赤ちゃんの泣き声がキライな人を見るときの感情と、どこか似ている。

めぐりめぐって、全て自分の所に帰ってくるということ。

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